5月16日 特別セミナー「桔梗ヶ原の挑戦と未来 ‐桔梗ヶ原メルロー改植50周年の歩み‐」

レポート

5月16日の渋谷キャストで開催された「シャトー・メルシャン フェスティバル 2026」に参加してきました。昨年が第1回目で大雨で大変でしたが、今回は天気も良くイベントとして大盛況でした。

 

開場にはテントブースが並びワインを販売しています、どれもほぼ売価なのでリーズナブルにワインを楽しめるのでラッキーですね。

今回の参加の目的は、特別セミナー「桔梗ヶ原の挑戦と未来 ‐桔梗ヶ原メルロー改植50周年の歩み‐」への参加です。日本のワインの歴史の1ページを飾る「桔梗ヶ原メルロー1985」がテイスティングできるからです!

シャトー・メルシャン 信州桔梗ヶ原メルロー 1985

 

このメルローは、1989年のリュブリアーナ国際ワインコンクールで大金星をとったもの。この受賞から塩尻=メルローが始まったといってもいいワインです。まさに「歴史を飲む」ために参加したものです。色はレンガ色で枯れていて、ワインというよりもブランデーみたいな甘いハチミツ香を感じました。酸味もいきいきしておりとても40年前のものとは思えません!

シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メルロー シグナチャー 1998

 

このワインはシグネチャーのファーストビンテージ。畑と醸造の分業制を止めて、醸造家が畑に出てぶどうを選別し醸造したものです。それまでは契約農家から収穫運ばれて3日後くらいから醸造していましたが、これは収穫後3時間で醸造をしたもの。色は枯れていますが、ふくよかな香り、酸もいきいきしており少しメルロー特有のペーマン香を感じました。

シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メルロー VSP 2002

1999年に桔梗ヶ原ワイナリーでメルローの垣根栽培を始め、このワインが初の垣根栽培で育てたぶどうによるワインです、試験的な1本だそうです。平出地区の圃場だそうです。香りにチョコレートを感じ、変な表現ですが現在のメルシャンっぽい香りです。余韻もながくエレガントです。

シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メルロー シグナチャー ポン・デ・ザール 2013

 

これを飲むのも目的でした。シグネチャーの中でも特別な1本、ポン・デ・ザール。きれいなガーネットの色調に華やかな香り、飲むと果実感を感じジューシー、酸も生きてます。タンニンもやわらかく、うまい!ワインです。垣根での最初のシグネチャーです。
うちのも1本あるので、飲み頃を聞いたところ20年30年はいけるんでは?とのことですが、1985を飲んだので保存状態も大切。20年くらいで飲んでいいのではとのことでした。

シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メルロー シグナチャー 2021

2018年に桔梗ヶ原ワイナリーをリニューアルし塩尻で醸造を始めました。ガレージワイナリーを目指したそうです。その塩尻醸造の最初のシグネチャーがこれ。このくらいになると普段馴染みのあるシグネチャーになります。

 

 

「歴史を飲む」目的で参加した特別セミナー、参加してよかったです。1985は勝沼メルシャンの展示館でみただけのものだったので、実際に飲める機会なんてもうないことでしょう。本当に素晴らしい機会でした。